[ひとり言] ありがとコテツ
朝、保護猫カフェに電話して、譲渡断念を伝えた。
「残念ですが承知しました。連れてきてもらえますか?」
遊びまわって
パピの分までごはんを食べて
すやすや寝ているコテツをキャリーに入れて
「おばちゃん、どこ行くの?ねえ、どこ行くの?」と鳴き続けるコテツに声をかけ続け45分後、元のおうちにお返しした。
帰りの車の中は、降ってきた雨の音しかしなかった。
ワタシに、キャットウォークを走り回る姿を見せてくれ
キッチンにのってはダメを覚えたら上から覗くようになった。
パピおばさんからひどく怒られても
何度も何度も
「おばちゃーん」とトライし続け
このまま何年かすれば(パピの場合は年単位で考えないとあかんことを7年で学んでいるワタシ)
仲良く一緒にとはいかないだろうが
同じ屋根の下で暮らすことができたかもしれないと思わせてくれる猫だった。
しかし
そうなるまで
コテツには我慢を強いることになる
見るものすべてが面白く興味の塊である子猫時代に
我慢させることになる
パピのために
それだけ我慢してもパピは近寄ることを許すかどうかわからない
コテツはまだ6か月
パピは、すでに猫生を折り返している
悩みに悩み
また悩んだが
コテツには、楽しい子猫時代を過ごしてほしいと思った。
そんなのはあっと言う間よと言うが
この小さな仔に我慢を強いることはできなかった。
人間よりも猫が好き
コテツは、ほんとに
いい子だね
おばちゃんに楽しい時間をくれ
ほんとに
ありがとうね。
コテツ
コテちゃん
ありがとうね。
コテツのトライアル期間中
アドバイスや励ましをいただきましてありがとうございました。
いいんじゃない?いけるんじゃない?とワタシも思ったけれど
パピにはストレスでしかなく
コテツには我慢でしかなく
ワタシは見守ることしかできず
こういう選択となりました。
これにてパピの子分探しは
おしまいです。。
姫は最後まで姫であり続けます。